コラーゲンをしのいで、人気のプラセンタ。
各社が研究開発・製造方法に切磋琢磨しています。
ブランド豚であるSPF豚を利用したり、プラセンタを熟成発酵させるなど、各社しのぎを削っています。
こちらでは、プラセンタの原料メーカーと原料の特徴をご紹介します。PB商品(メーカーに依頼しないで原料メーカーが直で販売しているもの)には、安くて良いものもあるので、チェックしてみてください!
スノーデン
スノーデン株式会社>スノーデン株式会社
品質・安全性の信頼度が高い。プラセンタの研究に力を入れている
☆原料開発・OEM受託製造・PBブランド開発・プラセンタの医薬品の製造
プラセンタ製品の特徴 独自の酵素分解法を用いることで、多種類の有効成分が高濃度で抽出される。
プラセンタ原料・国産豚由来プラセンタエキス末「エフプレックス」ニュージーランド産サラブレッド由来「サラプレックスパウダー」
PB商品・H-プラセンタ(馬プラセンタ)、ナチュラルプラセンタ(豚プラセンタ)、β‐プラセンタ(豚プラセンタ)
スノーデンの特徴
PB商品はすべて、公益財団法人 日本健康・栄養食品協会認定JHFAマーク取得プラセンタ食品です。一番おすすめは、ナチュラルプラセンタです。H-プラセンタ、β‐プラセンタともに二酸化ケイ素、カラメル色素が含まれていますが、ナチュラルプラセンタは無添加です。カプセルにも、カカオ色素を使用しているので、安心です。
先日、スノーデンで、プラセンタの研究者である大石真己先生のプラセンタセミナーを受講してきました。
プラセンタの権威と言えば、代々木上原の吉田クリニック(残念ながら、2016年9月をもって、閉院してしまいました。)の吉田先生です。吉田先生とともにプラセンタの研究の第一人者である方が、大石真己先生です。
大石先生は、もともと、国立がんセンターで細胞の研究をされていたそうです。
スノーデン社の特徴のもう一つは、大学、研究機関にプラセンタの原材料を提供して、論文の発表、データの蓄積につとめているところです。
美白効果、抗酸化、抗うつ、滋養強壮、放射線障害の軽減などがスノーデン社の研究によって明らかになっています。
スノーデン社は、プラセンタの高度な研究を推し進めています。
ホルス
株式会社ホルス>株式会社ホルス
SPF豚を利用した発酵プラセンタや、注目素材のプロテオグリカン、EGF、FGFの化粧品原料など、新進素材の開発で定評あり
☆原料開発
製品の特徴:SPF豚を熟成発酵させた発酵プラセンタ。通常のプラセンタよりも、アミノ酸、ビタミン、ミネラル、SAアミノ酸の数値が2倍~3倍アップ。抗酸化の値を示すORAC値もアップ。
プラセンタ原料・SPF豚プラセンタ、北海道サラブレッド由来プラセンタ、発酵熟成プラセンタ、馬発酵熟成プラセンタ、
プロテオグリカン、サイタイエキスなど。
ホルスの特徴
医学博士、三井幸雄先生が代表を務められています。
プラセンタの原料でも、製造方法を工夫したり、プロテオグリカンなどの注目素材を入れて販売されているケースが目立ちます。昨今では、発酵プラセンタを利用した商品が発売されて、注目されています。
発酵プラセンタを利用した商品は以下の通りです。
- 豚発酵プラセンタ→うるおい女神(湘南美容外科)、白酵プラセンタ(ナチュラルガーデン)
- ドリンク→ホメオバウのドリンク
- 馬発酵プラセンタ→キレイ・デ・プラセンタ
日本ハム
日本ハム中央研究所⇒日本ハム
研究所を保有しており、粉末化している。農場とのネットワークで信頼のおける国内農場で飼育された豚を加工している
☆原料開発・PBブランド開発
プラセンタ製品の特徴:長年豚肉加工製造に携わり、信頼のおける日本ハムグループの農場を中心とした、国産豚を使った100%純末
プラセンタ原料:独自の技術で抽出、粉末化した100%純末の「P-プラセンタエキス」
PB商品:プラセンタエキス末385㎎含んだ、セレブの時間。タブレットで食べることができるプラセンタサプリ。
日本ハムの特徴
日本ハムは、トレース可能な国産豚のみを利用して独自の製法でプラセンタエキスを抽出しています。海外で育ち、出荷される前のみ国内で育った場合でも”国産豚”とうたうことができます。
トレース可能とは、どこで育ったかをたどることができるということです。国内のグループ農場で育った豚を原料にしているので、安心です。
機能性については、美白効果が臨床試験にて認められています。成人女性9人にプラセンタエキスを1日200mg、3か月摂取してもらったところ、シミ面積、シミの数の抑制が認められました。
また、マウスの実験でも、紫外線による肌ダメージの抑制作用が認められました。
日本ハム中央研究所>日本ハム中央研究所・プラセンタ機能性データ
一丸ファルコス
一丸ファルコス株式会社>一丸ファルコス
☆原料開発
プラセンタ製品の特徴:日本SPF豚協会認定工場で厳しく管理されたSPF豚使用した原料を提供している。すべての原料はJIHFSのGMP認定を受けた工場で行っており、品質、安全性も万全。プラセンタの鮮度を保つために、産み落とされたプラセンタは冷凍保存されている。プラセンタエキスは酵素で加水分解処理され、精製加工を行う。
プラセンタ原料: SPFプラセンタL-100、SPFプラセンタP-100、プラセンタエキスP-F、プラセンタパウダー、P-SG、プラセンタパウダーT-100、プラセンタパウダーL100 (NS)、プラセンタパウダーP100(NS)
一丸ファルコスの特徴
自然素材、天然素材由来の化粧品・健康食品の素材研究開発・製造を行っています。天然素材を研究して、きちんと機能性のエビデンスをとった製品を世に送り出しています。工場には、太陽光発電を設置するなど、環境保全の取り組みも積極的に行っています。
プラセンタに関しては1960年代から研究を続けており、プラセンタの原料メーカーでは老舗。原料は、最近SPF豚ではない国産豚の純末が発売されましたが、希少なSPF豚を使った、SPFプラセンタL-100、SPFプラセンタP-100を提供してきました。
同社のP-SGを利用した研究では、顔の色素沈着改善、肌の保湿、毛穴の改善作用などが報告されています。
三共バイオケミカルズ
株式会社三共バイオケミカルズ>三共バイオケミカルズ
国内最高峰のサラブレッドのプラセンタを取り扱う。小ロットでの買い付けが可能。
☆原料開発
プラセンタ製品の特徴:北海道の厳選された牧場と直接契約をして、最高峰のサラブレッドの胎盤使用した馬プラセンタエキスと、SPF豚の胎盤を利用した馬プラセンタエキス。酵素分解法で高濃度のプラセンタエキスを抽出。
プラセンタ原料: 豚プラセンタFD100、馬プラセンタFD100
三共バイオケミカルズの特徴
50年以上畜産に携わり、国内の契約農場と直接契約して仕入レを行っています。国産のSPF豚(トレース可能な国産豚)を厳選して収集しています。馬プラセンタも、北海道の農場で品質管理・衛生管理にすぐれた農場のサラブレッドプラセンタを厳選して仕入ています。
仕入れたい人、共有したい人が集まる”ザッカネット”というサイトを運営されており、そこで買えるようです。
1kg~購入できるようです。(豚は1キロ8万~9万、馬は15万~20万が相場)
スノーデンなどは大手が参入しており、大きなロットでないと仕入れは難しそうですが、三共ケミカルでは小ロットから購入できること、北海道産のサラブレッドなどの希少性をうたった製品として販売することも可能です。
カプセル品の中間品も販売しており、こちらも小ロットでの仕入れが可能です。
エステサロンなどで個々でお客様に販売するニーズがあり、売上を伸ばしています。
蝶理
蝶理> 蝶理のプラセンタ
繊維・化学の専門商社としての色が強い蝶理。プラセンタなどの健康食品素材の取扱いも行っいる。商社としての海外とのネットワークを活かした原料調達を行っている。
☆原料開発
プラセンタ原料の特徴:国産SPF豚を使用した、SPFプラセンタT100は、
プラセンタ製品の特徴:鹿児島県産の豚由来のJ プラセンタ 100WSは、完全水溶性で、ドリンク、ゼリーなどにそのまま利用することができる。契約農家から出産後数時間以内の胎盤のみを買い付けている。各農家に胎盤採取マニュアルを配布して、安全性と鮮度を保つ管理を行っている。Jプラセンタ100WSは、平均分子量が低めで、吸収率が高い。美白効果の試験では、シミ・そばかすの原因であるメラニンを抑える効果があることを確認しました。
プラセンタ原料:Jプラセンタ100WS
蝶理の特徴
蝶理は、化学原料、繊維の専門商社です。ライフサイエンス部門では、医薬品、添加物、健康食品の原料などの開発、販売を行っています。商社の強みは、海外とのネットワークがあることです。国内産の豚のほかに、韓国産の豚を使用した「Kプラセンタ100WS」は、コスト面でメリットがあります。
東洋酵素化学
東洋酵素化学>東洋酵素化学株式会社
安全性の高いSPF豚の原料を提供。アスタキサンチンの研究も行っている
☆原料開発・OEM製造
プラセンタ製品の特徴:国産SPF豚を利用、酵素処理、抽出エキスを凍結乾燥したエキス粉末。臭いが少ないため、ドリンクに活用されている。また、粉末はフリーズドライのため、成分の変質が少ない。変色や成分の変質が少ないことはメリット。
プラセンタ原料:SPFプラセンタT-100
東洋高度化学
SPF豚を利用したプラセンタ原料の開発・供給に加えて、抗酸化物質として注目されている、アスタキサンチンの提供も行っています。プラセンタとアスタキサンチンを掛け合わせたOEM商品の提供も可能です。
ファンシー(ヒロインターナショナル)
ヒロインターナショナル>株式会社ヒロインターナショナル
☆原料開発
プラセンタ製品の特徴:馬プラセンタはすべてアルゼンシン産の胎盤を利用している。現地で解体、洗浄、冷却され、輸出時には、アルゼンチン国発行の証明書が発行され、厚生労働省認可のもと、輸入される。固体番号が記載されており、出生記録までさかのぼることができる。
プラセンタ原料:「Hプラセンタ粉末KD」「Hプラセンタエキス液体N-003N」
ファンシー(ヒロインターナショナル)の特徴
もともと、ファンシーは、輸入食肉原料を扱っており、ヒロインターナショナルを通じて馬プラセンタ原料の販売をしています。ヒロインターナショナルが輸入を行う食肉上場は、ヨーロッパ向けの輸入が主流のため、厳しい衛生基準がもうけられています。
日本生物製剤、DKSH
株式会社日本生物製剤>日本生物製剤
医療用プラセンタエキスのシェア70%を持つ、ラエンネック(注射)の製造を行っている。人気のJBPポーサイン、MDポーサインの製造元。
☆原料開発・PBブランド開発・OEM
プラセンタ製品の特徴:北海道の牧場で徹底管理され、健康な胎盤のみが採取されている。同社の人の胎盤を抽出する方法と同じ方法でエキスを抽出している。有効成分を壊さない、凍結乾燥粉砕を採用しているため、有効成分を壊さない。
プラセンタ原料:JPBエックワインーT
PB商品:JPBポーサイン
日本生物製剤、DKSHの特徴
医療用のヒトプラセンタエキス、ラエンネックは、肝機能障害の医薬品として認可されています。JPBエックワインーTも、ラエンネックと同じ抽出法で有効成分を壊さずに製造されています。JPBポーサイン、MDポーサインは、効果を実感する方が多く、人気の商品です。クリニックなどでも販路を拡大しています。
カリテスジャパン
カリテスジャパン>カリテスジャパン
プラセンタの主成分であるタンパク質をアミノ酸レベルまで分解している。0.22の微細化フィルターを通すことで、菌を除する技術もある。
☆原料開発・PBブランド開発・OEM
プラセンタ製品の特徴:キルギス共和国、カザフスタン共和国、アイルランド、ロシア、カナダ、アルゼンチンなどから採取され、各国政府の協力のもと、管理されて加工される。独自の製造技術、MTソリューションで微小化、無臭化、熟成化を行っている。微小化、無臭化することで、化粧品原料の需要が高まっている。加工技術に定評があり、特に化粧品業界から高い評価を得ている。
プラセンタ原料:カリテスJPプラセンタ
PB商品:馬プラセンタを利用した、ザ・ソープ、ザ・ローションなど
カリテスジャパンの特徴
超高圧技術によって、プラセンタエキスがより微粒化され、プラセンタは無臭となって、粘度も下がるため、化粧品原料に適しています。プラセンタ意外の食品にも応用する意向です。
日本バリアフリー
☆原料開発・PBブランド開発・OEM
プラセンタ製品の特徴:国産の鮭卵巣膜から独自の製法によって抽出・精製した海洋プラセンタ。特許を取得している。アミノ酸、コラーゲン、コンドロイチン硫酸、ヒアルロン酸、核酸、エラスチン、アミノ酸などを豊富に含んでいる。
天然国産の鮭を利用しており、安全性も確か。美肌効果、毛髪促進、コラーゲン生成、抗酸化作用などの美容・健康効果のエビデンスが得られている。
プラセンタ原料:マリンプラセンタ、MPマリンプラセンタ
日本バリアフリーの特徴
馬や、豚のプラセンタに比べて、メジャーなイメージがないマリンプラセンタですが、日本バリアフリーでは、マリンプラセンタの美容・健康効果のエビデンスを豊富に保有しており、とても興味深い結果を蓄積しています。
食品向けのマリンプラセンタでは、末梢血血液循環試験では、血液の循環を大幅に改善する効果が認められています。血流改善は、肌の衰えに深く関わっていることが分かっています。血流が悪くなり、加齢とともに毛細血管がゴースト化(消える)することで、肌に栄養が届かなくなることが、肌老化の一つの原因です。
食品向けのマリンプラセンタでは、肌荒れ解消剤、IGF-1値上昇剤(成長ホルモンの働きを助ける)、加速度脈波加齢指数上昇剤などで特許を取得しています。
化粧品のマリンプラセンタでは、毛穴、シワ、シミ、くすみ、たるみの改善、肌弾力改善、ヒト繊維芽細胞賦活作用、I型コラーゲン生産促進などのエビデンスが得られています。
また興味深いのは、毛髪成長促進作用、毛母細胞の活性化です。
育毛剤、白髪予防などの製品に期待ができるのではないでしょうか。
プチプラだけど医薬部外品&シワの効能評価済。プラセンタの美白力がおすすめ!

amazonでも売れていて、「プラセホワイター 薬用美白アイクリーム」の口コミレビューです。
1000円ですが、医薬部外品で化粧品よりは、効果効能が高いというところもポイントが高い!ちなみに医薬部外品とは、化粧品と医薬品の間、ということです。
化粧品は法律で効果効能をうたうことはできませんが、医薬部外品は
厚生労働省から認められたプラセンタの効果といえば、”美白”です。さらに、シワについても効能評価試験済で、医薬部外品で1000円。
コスパ良すぎですね!
【読者さんからいただいた口コミ】
目元の乾燥小ジワが気になって、他社の保湿力の高いアイクリームでお手入れをしていたのですが、アイクリームのお手入れで肌が明るくなるにつれ目元の色素沈着に気づいて、目元のホワイトニングが出来て、かつ保湿力もあるものを探していました。
アイケアのアイテム自体が高価なものが多い中、私が愛用している「 プラセホワイター 薬用美白アイクリーム 」( ㈱明色化粧品 ) は、1,000円ほどのお値段でホワイトニングも保湿もバッチリです。
こんなにコスパが良い美白アイクリームは他には無いのではないかと思います。
使い初めて1ヶ月くらいで目元の印象が変わり、どんどん色素沈着も薄くなっていっているので、リピートして使っています。プラセンタの美白力、本当に素晴らしいです。目元の印象が変わると若見えするので、ほとんど全ての女性にオススメします。
シミ・シワにどらぐらい効果がある?
シミですが、濃いシミがいっぱつで消えるのを期待はしないほうがいいですね。
シミを本格的に消したいなら、レーザーなど美容医療に頼るのが賢明です。ただ、予防やシミを薄くしていきたい、という方にはおすすめです。
目のクマや、色素沈着にもおすすめできます。
かなりしっとり系なので、乾燥小じわには有効です。価格を気にせず、たっぷり使えるので、寝る前にたっぷり塗って寝ると、目元の小じわ、黒ずみが減って、目元の印象が変わりますよ!

プラセホワイター 薬用美白アイクリームの成分を分析
美白成分=プラセンタ
小じわ対策=ハトムギ
小じわ予防成分=コラーゲン
【有効成分】プラセンタエキス-1、酢酸トコフェロール
【その他の成分】コラーゲン・トリペプチド F、ヨクイニンエキス、桑エキス、DL-PCA・Na液、DL-リンゴ酸、米ヌカ油、米ヌカスフィンゴ糖脂質、大豆リン脂質、濃グリセリン、DPG、パルミチン酸エチルヘキシル、オクチルドデカノール、硬化油、粘度調整剤、ステアリン酸POEグリセリル、POE硬化ヒマシ油、ステアリン酸ポリグリセリル、pH調整剤、EDTA-2Na、BG、オキシプロリン、グリセリン、オレイン酸ポリグリセリル、メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリン・メタクリル酸ブチル共重合体液、トリ(カプリル・カプリン酸)グリセリル、フェノキシエタノール、パラベン、香料
コラーゲン・トリペプチド・・保湿
ヨクイニンエキス・・美白
桑エキス
DL-PCA
Na液
DL-リンゴ酸
米ヌカ油
米ヌカスフィンゴ糖脂質
大豆リン脂質
濃グリセリン
DPG
パルミチン酸エチルヘキシル
オクチルドデカノール
硬化油
粘度調整剤
ステアリン酸POEグリセリル
POE硬化ヒマシ油
ステアリン酸ポリグリセリル
pH調整剤
EDTA-2Na
BG
オキシプロリン
グリセリン
オレイン酸ポリグリセリル
メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリン
メタクリル酸ブチル共重合体液
トリ(カプリル・カプリン酸)グリセリル
フェノキシエタノール、パラベン、香料