エレクトロポレーションの効果、メカニズム。細胞に隙間を開け成分を奥まで!イオン導入の数十倍!
ヒアルロン酸の注射器での注入は、痛みだけではなく、医療事故の原因にもなっています。
エレクトロポレーション導入では、針などを用いることなしに有効薬物の導入をできるので、安全に高い効果が得られるので、とてもおすすめです!
イオン導入では分子の大きいヒアルロン酸は肌の奥に入りませんが、エレクトロポレーションは導入できますし、プラセンタで真皮に入れ込めば、コラーゲン生成効果も期待できます。
エレクトロポレーションのメカニズム、最新治療機器、おすすめの美容液、レクトロポレーションを受けられる安いクリニックなど、エレクトロポレーションのすべてをご紹介していきます。
エレクトロポレーションはもともと医療用として、遺伝子を細胞内に導入するために開発された技術です。細胞を電気にさらすと、細胞膜に一時的に孔が形成されて、この穴を通過して細胞内に成分が入り込みます。
美容では、高電圧(50V以上)の電気バルス(パルス幅10μs‐10ms)を短時間に皮膚にあてて、一時的に皮膚の角質層の構造を変化させて、ヒアルロン酸やコラーゲンなどを肌の奥に入れ込むために用いられています。
もともとは医療で活用されていた技術
エレクトロポレーションはもともと薬物を経皮、経皮膜から薬物の吸収させて投与させるために開発された技術です。
つまり、もともとは医療用なのですね。
医療としての導入事例
インスリンの経口投与が難しい、2型糖尿病患者に、エレクトロポレーションとフォトレーシスを組み合わせてインスリンの経皮吸収を高める治療が試みられています。
エレクトロポレーションはヒアルロン酸などの高分子の成分が肌の奥に入る
人の体はバリア機能があります。細胞と細胞の間は、水やセラミドなどの細胞間脂質によって埋め尽くされて、外からの異質物などが入らないように、逆に体内の水水分が外に流れ出してしまわないようにバリア機能によって守られているのです。

そのため、ヒアルロン酸やコラーゲンなどの高分子の美容成分は、肌の奥に入れ込むことができません。エレクトロポレーションは細胞膜に隙間をあけて、高分子な美容成分を肌の奥深くまで入れることができることがメリットです。


本当に効果はあるのか?エレクトロポレーションの研究最前線
エレクトロポレーション導入の小じわへの効果の研究論文をご紹介します。
1・31歳~51歳の女性にエレクトロポレーションを用いてヒアルロン酸、コラーゲン配合の美容液を用いて
小谷真由美・石川健太郎(株式会社ブルームクラッシック)
<対象者・小じわのある31歳ー51歳の女性>
- ヒアルロン酸・およびコラーゲン配合の美容液を使用
- MESO5000(エステツイン社の美顔器 最大電圧 36..2Vp-p 2,200Hz) 出力レベル3-4を週に2回、計12回行った結果
ちなみに、エステツィン社のMESO5000、業務用でエステサロンで購入する、40万ほどする商品のようですが、メルカリで中古なら、3万~10万程度で購入可能のようです。(※また購入してレポートします。)
6週間 MESO5000でヒアルロン酸、コラーゲン配合の美容液でエレクトロポレーション導入を行った後、
- 目の下のシワ本数
- 皮膚の伸展性(弾力)
シワ本数、皮膚の弾力ともに優位に上昇する結果になりました。また、さらに効果がはっきり出た例では、ほうれい線の軽減も見られました。
2・最新機器、イタリアのマイクロラボ社により開発 されたメソアクティス®を用いた臨床試験
•ビタミンC誘導体
•ビタミンE誘導体
•ニコチン酸アミド
•ビタミンB12
•トラネキサム酸
•アルブチン
•ヒアルロン酸
•カルニチン
•フォスファジルコリン
•アルジルリンなど
上記の美容成分をメソアクティス®を使って導入した臨床試験です。
メソアクティス®は、エレクトロポレーションで細胞に穴をあけ、さらにイオントフォレシスで電圧をかけることによってイオン性物質の経皮吸収を促進させる方法です。
電力によってエレクトロポレーションで穴をあける+イオンフォトレイシスでさらに皮膚吸収を高める
ビタミンC誘導体(APPS:パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na)
2週に一度、4週間に一度導入したところ、27例中18例において肌のキメ、ハリが改善されました。
おすすめの美容液。ヒアルロン酸は分子量が大きい高粘度であるほど、皮膚とどまる
エレクトロポレーションおすすめの美容液ですが、
- ヒアルロン酸
- プラセンタ
- ビタミンC誘導体(とくに、APPS)
基本はこの3つの美容液がおすすめです。
ヒアルロン酸
ヒアルロン酸は、細胞と細胞の間にある、細胞外マトリクスの主成分、ムコ多類のひとつです。
ムコ多糖には、ヒアルロン酸、コンドロイチン、プロテオグリカンなどがありますが、肌の保水、細胞と細胞の間にあることで、細胞に栄養を受け渡す役割を果たしています。
年齢とともに、ヒアルロン酸をはじめとするムコ多糖が減ることが、シワなどの肌の老化の原因となります。

ヒアルロン酸には3つの種類(分子量100万以下、200万弱、300万以下)があります。
- 100万以下・・・高分子(どろっとしている。粘り気がある)
- 300万以下・・・低分子(さらっとしている)
低分子のほうが計吸収率が高まり、高分子のほうが粘り気があるほど、肌の中にとどまる時間が長くなることが確認されています。
理想は、低分子、高分子両方をエレクトロポレーションで導入することです。
プラセンタ
プラセンタのエキスの化粧品としての効果は、
1・コラーゲンを作り出す繊維芽細胞(せんいがさいぼう)を増やす
プラセンタ原料のパイオニアである、スノーデン社の研究で、プラセンタエキスを線維芽細胞(せんいがさいぼう)にかけると、明らかな細胞の増殖が見られることがわかっています。
線維芽細胞(せんいがさいぼう)は真皮にある、コラーゲンを作り出す細胞です。真皮、つまり肌の奥にあるので、普通にプラセンタエキスを塗るだけではなかなか届きません。
エレクトロポレーションによって肌の奥、真皮まで届けることとで、コラーゲン生成を促します。

2・シミのもとになるメラニンの生成を抑制、できてしまったメラニンを排出する
プラセンタのシミ抑制の効果は、厚生労働省も認めています。プラセンタが配合されていて、医薬部外品として認められている化粧品もあります。
プラセンタには、メラニンの生成を抑える(予防)、メラニンの排出を促進の効果が認められています。シミのもとになるメラノサイトは、肌の奥で作られますので、エレクトロポレーションで肌の多くに行き届かせることは有効です。
ビタミンC誘導体
ビタミンC誘導体は、メラニン抑制、コラーゲン生成などの効果がありますが、水溶性なためバリア機能によって肌の奥に浸透しないことがデメリットでした。通常のビタミンCよりも肌の奥に浸透するビタミンCとして開発されたのが、APPS(アプレシエ・・パルミチン酸アスコルビルリン酸)です。
APPSは。表皮ではメラニン生成、真皮ではコラーゲンの合成を促進します。
エレクトロポレーションで肌の奥にしっかりと浸透させることはとても有効です!
自宅でエレクトロポレーション導入もできる!確かな品質の、自宅でおすすめの美顔器
エレクトロポレーションの家庭用美顔器をネットで購入しようとすると、どう考えてもエレクトロポレーションじゃない!という美顔器が”エレクトロポレーション”として販売されているので要注意です。
信頼できるメーカーできちんと”エレクトロポレーション機能がある”といえる美顔器をご紹介します。
①ヤーマン(フォトプラスハイパー)
美容家電のパイオニア、ヤーマンのエレクトロポレーション機能付き美顔器 69000円(税抜)
一押しは、ヤーマンのエレクトロポレーション機能付きの美顔器です。本格的・安全・高出力です。私はこれを使っています。
エレクトロポレーション→RF→EMS→LEDと一度でいっきにスペシャルケアが完結するので、週に2回ほどケアしています!
ハイパーパルス=エレクトロポレーション機能のことです。ヤーマンは、美顔器のパイオニア、品質も確かです。
エレクトロポレーション機能以外にもRF(ラジオ波)、EMS、イオン導出入、LEDなど、1台9役!
- RF(ラジオ波)・・・1MHzのRFでリフトアップ
- EMS・・・筋肉を刺激して引き上げ
- 赤色LED・・・コラーゲン生成
- 青色LED・・・毛穴の引き締め
美容液は、ヴィースプラセンタ原液を使っています。
プラセンタ、サイタイ、プロテオグリカン、ヒアルロン酸エレクトロポレーション導入できます。
詳し口コミはこちらに書いています。
↓↓↓
ヴィーナスプラセンタ原液の口コミレビュー


②エステツインMESO500
エステ専売品のエレクトロポレーション機能付き美顔器 35万円
エステツィンのMESO500は、確かに、しっかりとエレクトロポレーション機能がついた美顔器です。エレクトロポレーションの効果の研究論文にも使用されています。
ただし、エステ専売品でネットでの購入などがないようです。彩さ美というエステサロンで、美顔器を扱う、エステツインの一連商品の取り扱いがあります。
または、メルカリやヤフオクなどのオークションサイトで激安で見かけます。中古品なので、衛生面、安全性が少し心配です。偽物も問題になっているので、心配な方は、エステできちんと購入したほうがいいでしょう。
個人的にはヤーマンが品質も良く安心だと思います。
③フラコラ・表情筋リフトマシーン
プラセンタのエレクトロポレーションに最適。フラコラを販売する大手・協和の美顔器 35,059円(税込)
こちらも大手で、しっかりとエレクトロポレーション機能があります。エレクトロポレーション機能に加え、EMS・RF(高周波温熱)・イオン導入もできて、手ごろな価格、品質も安心なので、手軽にエレクトロポレーション導入を始めたい方にはおすすめです。

エレクトロポレーションの最新医療機器とクリニックで受けるエレクトロポレーション導入。
家庭用美顔器は一般的に出力を抑えてありますが、クリニックで受けられるエレクトロポレーションは高出力。エレクトロポレーションの代表的機器をご紹介します。
メソアクティス
針のない水光注射と言われていて、皮膚の下に薬剤を入れるために開発された機械です。もとはイスラエルの技術、メソアクティスはイタリアの機械です。(※水光注射=プラセンタやヒアルロン酸などを針のついた機械で注射して入れ込むこと。痛いです。)
エレクトロポーションと、皮膚への吸収を高める、イオンフォトレイシスを組み合わせた技術で、皮膚の中に成分を入れ込みます。
STEP1・エレクトロポレーション法で細胞膜に穴をあける
↓
STEP2・イオンフォトレイシスで肌に薬剤を入れ込む
ものすごいですね。
ケアシス
メソアクティスよりも一般的に用いられているエレクトロポレーションの機械です。
ケアシスでのエレクトロポレーションを扱っているところが多いので、ケアシスの治療は受けたことがあるのですが、メソアクティスも受けてみたいものです。
安く受けられるクリニックは?
東京、大阪ででエレクトロポレーションの安いクリニックをいくつかご紹介します。通常価格は、1回10000円以上します。
東京
つつじクリニック(銀座)
高濃度ビタミンC、プラセンタ、トラネキサム酸、グリシルグリシンのエレクトロポレーションが4500円
東京美容皮膚科クリニック
プラセンタ or ビタミンC5% | 1回 ¥5,000 | 5回 ¥22,500 |
---|---|---|
トラネキサム酸 or ファーミングジェル or ビタミンA | 1回 ¥6,000 | 5回 ¥27,500 |
ステムソリューション or ビタミンC20% | 1回 ¥6,500 | 5回 ¥30,000 |
大阪
おおかわ皮膚科クリニック(堺市)
導入薬剤 | こういう方にお勧め | 料金 | キャンペーン価格 |
---|---|---|---|
ビタミンC | ニキビ、肝斑、美白 | ¥5,000 | ¥3,000 |
美容液ヒアルロン酸、コラーゲン、 プラセンタエキスなどを配合 |
小じわ、たるみ、かさつき | ¥5,000 | ¥3,000 |
いとう皮膚科クリニック(梅田)
美白ケア | 4,000円 |
しわ・たるみケア | 5,000円 |
肌細胞エイジングケア |
プチプラだけど医薬部外品&シワの効能評価済。プラセンタの美白力がおすすめ!

amazonでも売れていて、「プラセホワイター 薬用美白アイクリーム」の口コミレビューです。
1000円ですが、医薬部外品で化粧品よりは、効果効能が高いというところもポイントが高い!ちなみに医薬部外品とは、化粧品と医薬品の間、ということです。
化粧品は法律で効果効能をうたうことはできませんが、医薬部外品は
厚生労働省から認められたプラセンタの効果といえば、”美白”です。さらに、シワについても効能評価試験済で、医薬部外品で1000円。
コスパ良すぎですね!
【読者さんからいただいた口コミ】
目元の乾燥小ジワが気になって、他社の保湿力の高いアイクリームでお手入れをしていたのですが、アイクリームのお手入れで肌が明るくなるにつれ目元の色素沈着に気づいて、目元のホワイトニングが出来て、かつ保湿力もあるものを探していました。
アイケアのアイテム自体が高価なものが多い中、私が愛用している「 プラセホワイター 薬用美白アイクリーム 」( ㈱明色化粧品 ) は、1,000円ほどのお値段でホワイトニングも保湿もバッチリです。
こんなにコスパが良い美白アイクリームは他には無いのではないかと思います。
使い初めて1ヶ月くらいで目元の印象が変わり、どんどん色素沈着も薄くなっていっているので、リピートして使っています。プラセンタの美白力、本当に素晴らしいです。目元の印象が変わると若見えするので、ほとんど全ての女性にオススメします。
シミ・シワにどらぐらい効果がある?
シミですが、濃いシミがいっぱつで消えるのを期待はしないほうがいいですね。
シミを本格的に消したいなら、レーザーなど美容医療に頼るのが賢明です。ただ、予防やシミを薄くしていきたい、という方にはおすすめです。
目のクマや、色素沈着にもおすすめできます。
かなりしっとり系なので、乾燥小じわには有効です。価格を気にせず、たっぷり使えるので、寝る前にたっぷり塗って寝ると、目元の小じわ、黒ずみが減って、目元の印象が変わりますよ!

プラセホワイター 薬用美白アイクリームの成分を分析
美白成分=プラセンタ
小じわ対策=ハトムギ
小じわ予防成分=コラーゲン
【有効成分】プラセンタエキス-1、酢酸トコフェロール
【その他の成分】コラーゲン・トリペプチド F、ヨクイニンエキス、桑エキス、DL-PCA・Na液、DL-リンゴ酸、米ヌカ油、米ヌカスフィンゴ糖脂質、大豆リン脂質、濃グリセリン、DPG、パルミチン酸エチルヘキシル、オクチルドデカノール、硬化油、粘度調整剤、ステアリン酸POEグリセリル、POE硬化ヒマシ油、ステアリン酸ポリグリセリル、pH調整剤、EDTA-2Na、BG、オキシプロリン、グリセリン、オレイン酸ポリグリセリル、メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリン・メタクリル酸ブチル共重合体液、トリ(カプリル・カプリン酸)グリセリル、フェノキシエタノール、パラベン、香料
コラーゲン・トリペプチド・・保湿
ヨクイニンエキス・・美白
桑エキス
DL-PCA
Na液
DL-リンゴ酸
米ヌカ油
米ヌカスフィンゴ糖脂質
大豆リン脂質
濃グリセリン
DPG
パルミチン酸エチルヘキシル
オクチルドデカノール
硬化油
粘度調整剤
ステアリン酸POEグリセリル
POE硬化ヒマシ油
ステアリン酸ポリグリセリル
pH調整剤
EDTA-2Na
BG
オキシプロリン
グリセリン
オレイン酸ポリグリセリル
メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリン
メタクリル酸ブチル共重合体液
トリ(カプリル・カプリン酸)グリセリル
フェノキシエタノール、パラベン、香料